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2025.06.23

大阪・関西万博へ行ってきました!②〜大屋根リング編〜

今回の「2025大阪・関西万博EXPO」のシンボルと言ったら、やはりあの“大屋根リング”ですよね!
「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表すもので、全周2kmにもなる巨大な大屋根リングは、「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定されたそうです。日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えたまさに伝統技術と最新技術が融合した作品です。
大屋根リングを目の前にした時、思わず「おぉぉぉ〜!!!」と叫んでしまいました。
圧巻ではあるものの、木造の温かみがあり、雨や暑い日差しを遮ってくれる、まるで森のような優しさを感じました。リング上のスカイウォークから内側は会場が一望でき、一方外側は大阪湾に面し、晴れていれば瀬戸内海も見える絶景です。ぐるりとひと周り歩いてみましたが、たくさんの草花も植えられて、潮風に吹かれながらとても気持ちが良かったです。暗くなってからのライトアップされた大屋根リングもとても素敵でした!

今、「閉幕後に予定通り取り壊すのか、残すのか」が問題となっているようです。
たしかに、半年後に取り壊すのを前提に建設されているので、保存するとなると、補強も必要だし、維持していく費用もどこが負担するのか・・・どちらにしてもかなりのコストを要してしまいます。
ちなみに、55年前の1970年に開催された「大阪万博」のシンボル“太陽の塔”。こちらも当初は閉幕後に取り壊される予定だったそうですが、保存を求める声が高まり、永久保存が決定。その後耐震工事も行い、現在も大阪万博のレガシーとして今なお多くの人々に親しまれる存在として万博記念公園にそびえたっています。そして、今年5月、「大阪・関西万博EXPO」開催中に重要文化財にも指定されました。
本日6/23のニュースでは、リングに「ひとがのぼれる形」で北東の200mか南側の350mを残す方向で検討が続けられると報じられました。“太陽の塔”に続き、この万博が多くの人々の記憶に残り、長く愛されていく形で残ってくれることを期待し、今後の決定を見守りたいと思います。 M.M

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